昭和１５年初飛行し太平洋戦争中に「世界最高の飛行艇」とされた旧日本海軍の二式大型飛行艇（二式大艇）が、船の科学館に保存されています。(現在は鹿児島県鹿屋に移設）
　昭和１７年には旧大日本帝国海軍に制式採用され、偵察、輸送、哨戒など多方面で活躍したそうです。　
　終戦直後アメリカは調査の為、本機をアメリカ本国に持ち帰り調査をおこないましたが、その高性能さに驚いたとそうです。その後しばらくアメリカ本国に保管されて、３０年を経過した昭和５４年に日本に 返還されることになり里帰りをしました。
　当時の武装は全て外した状態で野外展示されています。
　平成１５年東京・お台場の「船の科学館」から、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋基地の史料館に移されることがきまりました。平成１６年以降、船で鹿児島に運ばれ史料館で展示されるそうです。